ディズニー長編アニメーション

Last Update : Feb 4,2012

塔の上のラプンツェル／Tangled

・グリム童話「髪長姫」が原作
・映画の原題は当初「Rapunzel」だったが、プリンセスだけでなくフリン・ライダーも前面に出すため「Tangled」に変更された。
・50作目のディズニー長編アニメーションと言われているが、なぜか「ライアンを探せ」（Wild）がカウントされていないので、実際には51作目になるはず。

＜あらすじ＞
　森の奥深くに立つ高い塔に、魔法の長い髪を持つラプンツェルという名の少女が住んでいました。実は王国のお姫様ですが、生まれて間もなく魔法の髪目当てのゴーテルにさらわれ塔の上で18年の間育てられてきたのです。
　そんなラプンツェルは絵を描いたり、陶芸をしたり、本を読んだり、キャンドルを作ったり、ヨガをしたりと旺盛な好奇心を満たすべく様々なことをして知識と教養を身につけていましたが、ひとつだけとても気になることがありました。それは毎年自分の誕生日になると、遠くの空に浮かぶ無数の灯り。その灯りに運命的なつながりを感じていて、いつか間近で見て正体を確かめたいと思っていました。
　ラプンツェルの18歳の誕生日の前日、お城からティアラを盗んで逃げて来た盗賊のフリン・ライダーが塔の上に逃げ込みます。そこでラプンツェルは長い髪とフライパンを使ってフリンを捕え、塔から出るのと引き換えに自分を連れてあの灯りを見に連れて行くよう持ちかけます。
　しぶしぶ引き受けたフリン、そして相棒のパスカルとともに生まれて初めて塔の外に出て、目的の灯りを見るための大冒険に出かけました。フリンはラプンツェルに旅を諦めさせようと、荒くれ者が集う酒場「かわいいアヒルの子」と連れて行くが、逆に荒くれ者達はラプンツェルの魅力に引き込まれてしまいました。
　警護隊長とその愛馬マキシマス、衛兵達に加え、フリンが裏切った元仲間の盗賊スタビントン兄弟に追われ、間一髪で逃げ切った後、二人はそれぞれ長い髪の秘密、本名と生い立ちについて語り合い、距離は次第に縮まって行った。
　城下街に着いたラプンツェル達を待っていたのでは、行方不明のプリンセスの誕生日を祝う盛大なお祭り。そこでプリンセスは自分だと気づくラプンツェル。また気になっていた灯りはプリンセスが無事に戻ることを願って、人々が空に放つ無数のランタンであることが分かりました。
　ゴーテルの策略により一旦は塔に戻されたラプンツェルだったが、フリン、マキシマスそしてフックハンドなど酒場の荒くれ者達の活躍で無事に国王の元に戻ることができました。

映画パンフレット